タウンニュース4月5日掲載
中区は平成30年度、新規事業として「本牧賑わい推進委員会(仮称)」を設置します。
まずは本牧地区をモデルとして、現状の課題を抽出しニーズの把握を行い、新たな「横浜・本牧」の魅力を発信、賑わいづくりをはかろうという新たな取組みです。
本牧通り周辺エリアの連合町内会会長や商店街などをはじめとした各地区・分野の代表たちで組織し、会議資料の作成や運営などの業務においては、専門コンサルタントのサポートを得つつ進めることになっています。
中学生・高校生などの若年層から高齢者層までの参加を募り、ワークショップを開催。世代ごとに「本牧の未来」を検討する希望に満ちたチャレンジングな事業です。
また、この委員会は本牧地区への来街者呼び込みにも貢献できると考えます。市が進めているシェアサイクル「ベイバイク」の設置が本牧地区でも検討されており、それを利用して三溪園をはじめとした本牧地区の周遊性や、みなとみらいと関内関外地区との回遊性向上にもつながります。
横浜駅東口から赤レンガ倉庫経由で運行している横浜観光バス「ぶらり三溪園」についても、途中停車位置を新たに設けて来街者に本牧を散策してもらうのも一つのアイデアだと思います。
これらのような新たな施策で現在ある観光資源を結び付け、線にできるような話し合いが、「本牧賑わい推進委員会」で行われることを期待したいと思います。