北九州市 日明浄化センター
下水道資源の肥料化に向けた取組について
日明浄化センターは、昭和45年4月に完成し、運転を開始。現在の処理能力は、1日当たり26万3000立方メートルで、小倉北区・戸畑区、小倉南区・八幡東区の一部の下水を活性汚泥法により処理し洞海湾湾口部に放流しています。 平成27年4月に日明浄化センターの管理棟が新しい下水道・環境学習の拠点となるビジターセンターとしてリニューアルオープンし、同年10月に日明汚泥燃料化センターが完成し、稼働してます。
ビジターセンター内のプロジェクションマッピングや豪雨体験などを通して、 北九州市の下水道事業や日明浄化センターについて理解を深められるほか、地元団体(響灘ホップの会)と連携して下水道資源(下水再生水・下水汚泥由来肥料)を活用したホップ栽培の取組、日鉄エンジニアリング株式会社と共同で、新たな資源回収技術であるスラグによるリン回収技術の実証研究に全国で初めて(令和6年3月時点)取り組むなど、下水道資源の肥料化に向けた取り組みを進めています。
横浜市では、農協との関わりを大切にしていますが、ポップ栽培は地ビールの視点からも魅力的な取組です。