須磨海浜水族園・海浜公園の再整備について
須磨海浜水族園・海浜公園はJR神戸線・須磨海浜公園駅から徒歩5分に位置し、事業区域の面積は約101900m2。1987年にリニューアルした現・須磨海浜水族園は、開園から30年を経た現在も、年間100万人の来園者を集めてます。
神戸市は施設の老朽化や市民ニーズの変化を背景に、2019年3月からPark-PFI事業者を公募、同年9月に神戸須磨 Parks + Resorts共同事業体を選定しました。
神戸須磨 Parks + Resorts 共同事業体は1月5日から、Park-PFIによる神戸市の須磨海浜水族園・海浜公園再整備に着手。まず水族館と園地を着工し、2023年9月に園地、 24年春に水族館と宿泊施設の供用開始を目指します。事業期間は着手から30年。
再整備のテーマは「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパ ークの実現」。カフェやグランピングなど3棟のにぎわい施設を配した園地、延べ床面積2万2271m2の水族館、全80室の宿泊施設、臨時駐車場含む最大1863台の駐車場で構成。CO2排出量削減やエネルギーの効率利用などが評価され、国土交通省「サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型)」にも選ばれました。
水族館の集客目標は年間200万人(開業年250万人)。初期投資370億円で、年間323億円の経済波及効果を狙います。