福岡市・西日本鉄道株式会社【下水道河川・水道・交通委員会 行政視察】

福岡市・西日本鉄道株式会社【下水道河川・水道・交通委員会 行政視察】

福岡市
福岡市地下鉄七隈線延伸事業について

福岡市の地下鉄七隈線は 2005年に橋本駅~天神南駅間で開業し、2023年3月に博多駅までの延伸が実現。この延伸により、新たに櫛田神社前駅が設置され、市西南部と都心部とのアクセスが改善されました。

延伸された区間は天神南駅から博多駅までの約1.4km。延伸により、七隈線各駅から博多駅までは約14分短縮され、 都心部の交通渋滞の減少や地下鉄空港線の混雑緩和と同時に、市内の移動がよりスムーズになり、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。

新設された櫛田神社前駅では、より安全で快適な地下鉄とするべく、以下の取組が行われています。

  • ユニバーサルデザインに配慮したわかりやすい表示
  • ホームドアの3Dセンサー設置
  • タッチレス自動運転エレベーター
  • 地中熱や下水熱の活用
福岡市・西日本鉄道株式会社【下水道河川・水道・交通委員会 行政視察】

西日本鉄道株式会社(那珂川自動車営業所)
西日本鉄道株式会社のバス事業における人材育成等の取組について

日本の大手私鉄の一つである、西日本鉄道株式会。社員は約4500人、グループ全体で約1万9000人が働いており、バス・鉄道などの公共交通機関の経営以外にも住宅・都市開発・ホテル等々の事業を国内で幅広く展開されてます。

自動車事業については、地域の生活を支える一般路線バスと福岡から九州・本州の主要都市をダイレクトに結ぶ高速バスを運行しており、地元企業とのコラボによるバスナビアプリの配信、地場企業との協働によるmy route導入など、より安心・快適でときめきのあるサービスの提供に努めています。

那珂川自動車営業所は移転がされ、2023年11月から営業を開始し、連節バスや路線バスなど約130台を保有し、乗務員約210名が在籍する西鉄グループで最大のバス営業所であり、主に那珂川市から大橋駅や天神・博多エリアへバスを運行しています。

今回の移転に当たり、環境に配慮した取組として、施設屋上への太陽光パネル設置(計画中) 、電気バス充電設備の設置、バス洗車機用の水リサイクル装置等を導入している他、職場環境づくりとして、トイレや浴室などの共用部の刷新、女性専用の仮眠室や休憩室を充実させています。

人材育成と同時に職場環境の整備に女性の視点を活かしてます。

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